第72回 OPEN BIM cafe!
まず初めにお話し頂いたのは、
レゴリス 倉辺 様 より
「【BIM活用】デジタルデバイス・測定器による設備施工・検査記録」です!
「SPIDERPLUS」というアプリを開発されていらっしゃるレゴリス様よりお話頂きました。元々配管ダクトの保温というエンジニアリング事業をされており、”Always Innovative”という社訓の元に建設業の効率化を目指されているそうです。
建設業は人出不足が問題になっていますが、未だに紙の図面管理や手書きメモでIT化の遅れている業界と言われています。また、現場管理で写真整理や帳票作成といった書類業務もついため込んでしまうため、長時間労働に繋がってしまいます。
2010年にiPadが発売されてからは、現場の効率化を進めるべく設備会社のアドバイスも受けながら現場管理アプリを改良されてきたそうです。
実際にアプリの画面も交えながらご紹介頂きましたが、iPadがあればアプリを開いてその場で図面に紐付けてメモを取ったり写真を撮ったりすることができます。帳票の作成もほぼ不要で出力できるそうです。
また、WifiやBluetoothがあれば、アプリへデータを飛ばしてしまうこともできるそうです。測定機のデータも可能だそうですよ。
さらに、Ricoh THETAとも連携できるため、360°写真で残すことができます。改修工事やリニューアルでは、現地調査の撮影漏れを防ぐことができますね。
ユーザーは設備の方が多いそうですが、配筋検査や指摘管理といった機能のオプションもあるため、建築の方にとっても有益なものとなっているそうです。
設備向けのオプションでは、各種測定機能といったものがあり、計測データをリアルタイムで確認できるそうです。図面に計測ポイントをプロットでき、進捗状況が色分けされて未完の箇所がすぐに分かるようになっています。
風量測定の事例では、3人作業から1・2人作業が可能になり、大幅な時間短縮になったそうですよ。とある技術者の方の事例では、労働時間が2.5時間の時短になったそうです。
また、Rebroのアドインもあり、設備情報の取り込みや取り出しに対応しているそうです。例えば、Rebroから風量測定ポイントをダウンロードして図面にプロットし、その測定結果をRebroに戻すといったことも行えるようになったそうです。
今後は施主にもメリットとなるようメンテナンスで使えるような機能も考えてらっしゃるそうです。BIMとの連携も進めて行かれるようなので要注目ですね!
建設業は人出不足が問題になっていますが、未だに紙の図面管理や手書きメモでIT化の遅れている業界と言われています。また、現場管理で写真整理や帳票作成といった書類業務もついため込んでしまうため、長時間労働に繋がってしまいます。
2010年にiPadが発売されてからは、現場の効率化を進めるべく設備会社のアドバイスも受けながら現場管理アプリを改良されてきたそうです。
実際にアプリの画面も交えながらご紹介頂きましたが、iPadがあればアプリを開いてその場で図面に紐付けてメモを取ったり写真を撮ったりすることができます。帳票の作成もほぼ不要で出力できるそうです。
また、WifiやBluetoothがあれば、アプリへデータを飛ばしてしまうこともできるそうです。測定機のデータも可能だそうですよ。
さらに、Ricoh THETAとも連携できるため、360°写真で残すことができます。改修工事やリニューアルでは、現地調査の撮影漏れを防ぐことができますね。
ユーザーは設備の方が多いそうですが、配筋検査や指摘管理といった機能のオプションもあるため、建築の方にとっても有益なものとなっているそうです。
設備向けのオプションでは、各種測定機能といったものがあり、計測データをリアルタイムで確認できるそうです。図面に計測ポイントをプロットでき、進捗状況が色分けされて未完の箇所がすぐに分かるようになっています。
風量測定の事例では、3人作業から1・2人作業が可能になり、大幅な時間短縮になったそうですよ。とある技術者の方の事例では、労働時間が2.5時間の時短になったそうです。
また、Rebroのアドインもあり、設備情報の取り込みや取り出しに対応しているそうです。例えば、Rebroから風量測定ポイントをダウンロードして図面にプロットし、その測定結果をRebroに戻すといったことも行えるようになったそうです。
今後は施主にもメリットとなるようメンテナンスで使えるような機能も考えてらっしゃるそうです。BIMとの連携も進めて行かれるようなので要注目ですね!
続いては、
福井コンピュータアーキテクト 楠田 様 で
「建築基準法インフォメーションを備えた国産BIMの更なる進化」です!
福井コンピュータアーキテクト様は、BIMデータを用いた確認申請について、国交省の課題検討委員会に参加していらっしゃるそうです。
成果報告書も出ており、一度見てみる価値があるのではとのことで最初にご紹介頂きました。申請機関が何をチェックしているのかが一覧表になっていたり、確認申請をBIMでやろうとするとどのような課題あるのかが分かるようなものになっていました。ちなみに今は協議会に格上げされているそうですよ。
元々BIMソフトの中には建築基準法の情報がなかったため、確認申請をBIMでやるのは難しいと言われていました。
設計図面の内容にも、施工情報、積算情報、確認申請情報を持ったものとありますが、これらをひとつのソフトで表現しようとすると各社バラバラになってしまい、だれも使えないものとなってしまいます。
そこで建築基準法情報を備えることによって、確認申請に特化したものがGLOOBEなのだそうです。ここからは実際に操作も見せて頂きながらお話頂きました。
地盤面に用途地域の情報を持たせたり、道路境界や隣地境界もただの線ではなくそのふるまいができないとだめなのだそうです。例えば、GLOOBEでは延焼ラインの情報を持たせれば、建具の防火性能チェックもできるといった具合です。
また、部屋で有効採光の計算を行ったり、建具も日本特有の開閉形状も持っており換気計算も行うことが可能だそうですよ。さらに、判定でNGを探すこともでき、その計算根拠も見ることができるそうです。
図面化用のテンプレートも用意されており、条件設定をすることでそのテンプレートの凡例に沿った情報で自動でモデル切出すこともできます。BIMは情報が隠れているため、凡例を使って一括で防火区画が見える化したり、防火性能の符号を出したりと、申請図面の作成が効率化されますね。
体験版と無償の確認申請ツールも提供されており、ユーザーにも好評とのことです。申請機関の目線が入ったツールで、申請で受付けられるクオリティの図面が作成でき、また一般的に使えるものとなっているそうです。
テンプレートの合成や、環境設定が慣れていないと難しいが、GLOOBEを使ってらっしゃる方であれば使いこなせるのではないかとのことでした。ご興味のある方はぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
さあ!パワーディスカッション!!
次回は、2020年1月17日(金)!!
募集開始は、12月2日(月)の正午からです!
募集開始は、12月2日(月)の正午からです!
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