先日行われました
第48回 OPEN BIM cafe!
まず初めにお話しいただいたのは
(株)梓設計 柴峯様です。
気になる内容は、「BIMと設計者の職能・職域」です!
今回は、海外設計事務所を事例に職能についてお話をして頂きました。
「職能が昔と同じならBIMはやらない方がいい」
という衝撃的な切り口から講演が始まりました!
なぜなら、日本の設計者は職域が広く、やらなければならないことが
多すぎてBIMの活用まで手がつかない!とのことです。
一方、海外の大手設計事務所では、とても多くの分業化が進んでおり、
50以上の職能があるそうです!
例えば、模型作成専門の部署やシミュレーション専門の部署などがあり、
マテリアル専門の部署には常駐の専門家が3名も居るそうです!!
また、BIMのスペシャリストのアシスタントを求人し、
設計者はほとんどBIMを触らないそうです。
最後に、日本でBIMを活用するにあたって、
・今の職能が相応しいのか
・教育まで考えて導入しているのか
・社内に専門家を評価できる基準があるのか
が重要だとまとめて頂きました。
続いては、
建築研究所 武藤様で
「BIMを用いた建築確認検査の展望」です!
武藤様は、OPEN BIM cafe講演数7回目で最多講演をして頂いている
OPEN BIM cafeには無くてはならない大切な方です!
ありがとうございます。
今回は、
昨年度末に「BIMを用いた建築確認検査プロジェクト」が終わり、その報告を
して頂きました。
研究の目的として大きく
①図書保存の合理化 ②整合性の確保 があり、
設計施工部門で活用が進む技術を行政部門へ
波及させる可能性を探るため、建築物の技術基準への
適合確認における電子申請・BIM技術の応用を検討しているとのことです。
確認検査をするうえでは、BIMで作成したモデルのみを
直接審査するわけではなく、BIMから出力した図面等も審査します。
そこで、重要となるのがBIMから出力したという証明が必要とのことでした。
BIMモデルを読み込んだ審査ツールもご紹介いただきました。
審査に必要なプロパティをソート検索したり、
タブレットを使用することで、現地で書類や図面を見て確認できるそうです。
OPEN BIM cafe恒例の、「ここだけの話」もとても興味深いお話でした。
お話の内容は、、、、OPEN BIM cafeに参加された方だけ限定の内緒です。
是非、生の「ここだけの話」を聞きに来てくださいね。
今後の展望にも注目です!
さあ!!
パワーディスカッション!!
次回は1月15日です!!
募集開始は12月1日(火)の正午からです!
では!また!お会いしましょー!
あぁ、言い忘れましたが、1月のOPEN BIM cafeでは、
「恒例の新年福引大会!!」
も開催予定です!結構クオリティの高い景品を準備してお待ちしております~~