第37回 OPEN BIM cafe!
まず初めにお話ししていただいたのは
(株)竹中工務店 足立様、(株)NTTファシリティーズ 松岡様で
「実プロジェクトにおける設計・施工・FMでのBIM活用」
です!
今回は、設計・施工での活用を足立様
FMでの活用を松岡様にお話していただきました!
設計段階での
Revitによる実施設計図書の作成においては
ねらいと効果を定め
従来の表現にとらわれない立面図や
集計表機能による建具表の作成
バーチャル竣工による整合確認!
施工段階では
設計でのBIM取り組みからの展開や
J-BIMによる躯体モデル
鉄骨・鉄筋モデルやデジモク、詳細パース
などの取り組み!
さらにFM段階では
BIMをどのくらいFMで使えるか!?
ということで
バーチャル竣工モデルにFM情報を追加しての
BIM→COBieファイル→Maximoでの技術検証や
設備台帳や点検スケジュール、コスト算定などの
NTT-FのFMシステムとの連携
など
今回の取り組みの実績や、見えてきたこと
をお話していただきました!
FM導入では
FMが必要とする属性データをどれだけ早い段階で
決めることができるか!?
BIMをFMで活用するための
モデルやツールの性能
ライフサイクルマネジメントを見据えた
BIM実施計画の策定
が重要!
とのことです!!
続いてのお話は
日本IBM(株) 磯部様で
「IBMが考えるBIMライフサイクル管理」
です!
IBMさんでは
約3年前からBIMデータをMaximoにつなげる取組みを
行っているそうで
今回は、
前半のFM段階で利用されました「Maximo」について
発表していただきました!
FMの先にあるアセットマネジメントの動向についてや
BIMロードマップ
インフラメンテナンスの重要性
また、Maximo BIM連携ソリューションに関しては、
設備台帳の初期作成時間短縮や
3D表示機能を利用した作業箇所の特定
設計データへのフィードバックなど
連携メリットについてお話していただきました!
また、今回はIT屋さんからのお話ということで
データをシステムにつなげるときは
人間がわかると同時に、システムが理解する必要があるということで
英数字やスペースの全角、半角などのルールも大切
というお話でした!
ちょっとしたことのようですが、
こういうルールが実はとっても大きいですよね!
もちろんExcelで十分なものもあるが、
膨大な情報をFMシステムで管理することで
事後保全・予防保全だったたものが予知保全にすることができ
更なる価値やパフォーマンスの向上のための費用は
コストではなく投資になる
というお話は
とても新鮮でした!
今回は、先進的なFMの取り組みの発表でしたね!
来月はどんな発表か?!
気になりますね~~~!
ちなみに
募集開始は6月2日正午からです♪♪
みなさま
お待ちしております!