第56回 OPEN BIM cafe!
まず初めにお話し頂いたのは
(株)東急コミュニティー 小島様、石井様より
「3D建物数量積算・情報管理システム『TC3ARD(ティーシーサード)』ご紹介」 です!
今回は、建物の修繕情報などを管理する
『TC3ARD(ティーシーサード)』についてご紹介して頂きました!
3Dモデル上で修繕情報などを管理する情報管理システムとのことです。
情報管理の機能としての主な特徴は、
①工事をいつ実施したのか、建物の修繕に関する履歴を
連続的に表現できる時系列での管理。
②工事の実施範囲を3Dモデル上で一目瞭然となる情報の可視化。
③場所や部位ごとに写真や見積書を蓄積・閲覧できるデータベース。
と修繕に特化した機能が特徴とのことです。
数量積算としての主な特徴は、
①数量の根拠を3Dモデル上に表現できる見積書数量のビジュアル化。
②欲しい箇所や部位の情報を1クリックで積算できる簡単な操作性。
③一般的なPC環境で作動する広範囲な作動環境。
と簡単な操作で必要な情報を積算できるのが特徴とのことです。
3Dモデル上で情報を見える化することで、
住民との合意形成に役立つとのことです!
今後も設備(給排水管)の情報管理も開発中とのことで注目です!
続いては、
積木製作(株) 関根様より
「建築/建設業界でのVR活用事例」です!
今回は、近年注目されているVRの建築/建設業界での
活用事例をご紹介して頂きました!
住宅から都市レベルまで様々な事例をご紹介して頂きましたが、
特に印象に残ったのは、教育としてのVR活用です!
現場作業員の命を守ることを目的とした
工具の作業シミュレーションや高所作業のシミュレーションを
VRを活用して危険を体験するとのことです!
他にも施工管理者向けに工事現場を再現したVR空間の中で
図面や基準と間違っている箇所を探して学ぶという活用事例もあるとのことです!
この問題も何パターンかあり、ランダムに出題されるとのことです。
見て聞いて学ぶ座学だけでなく、体験することでさらに理解度が増すとのことです!
最後にVRだけでなく、今後注目されるARやMRとの違いや
特徴などをご紹介して頂きました!
さあ!パワーディスカッション!!
次回は5月19日です!!
募集開始は4月3日(月)の正午からです!
では!また!お会いしましょー!