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2015年7月30日木曜日

第46回 OPEN BIM cafe

先日行われました46OPEN BIM café

まず初めにお話していただいたのは
清水建設() 小崎 賢一様で
「清水建設のBIMデータ活用事例 ―3Dプリンター編―」です!



今回は
清水建設での最新の3Dプリンター活用事例今後の課題について
お話して頂きました!

3Dプリンターは、
情報  →   変換  →  モノ
前工程   3Dプリンター  後工程

という流れなのですが、
実際に作業されていて、最も大切なのは、
前工程の「情報」だそうです!!
このことをちゃんと知っておくだけでも
半年分は先に進めるそうですよ☆

何のために 作りたいかを考えてから
目的に合わせて、どの機械を導入するのかを
検討すると良いとの事です!!

しかし現段階、
BIMモデルのデータをそのまま出力して完成!!」
というふうに、簡単にはいかないそうです。。。

そもそも3Dプリンターは、まだ手軽ではない!!
壊れやすい、意図した色が出にくい、機械の思わぬトラブル、、、など
まだまだ、課題があるそうです。

活用事例では、
清水建設さんが行っている清水ドリーム「GREEN FLOAT」の
3Dプリンターで出力した模型を見せていただきました!
とても精巧に作られていて圧巻でした!!
今後、「OCEAN SPIRAL」というプロジェクトの模型も
3Dプリンターで作成していきたいとの事でした♪

清水ドリームについて気になった方は、清水建設のHP
詳しい内容が掲載されていますので是非チェックを!!






続いてのお話は、
()ジェイドラフ  宮田 信彦様で
2次元CAD(DWG互換CAD)を見直す!!
~それは、BIM支援へとつながる~」です!





今回は
2DCADを見直すことによって、得られる効果
についてお話していただきました!

BIMの実現のポイントは「人材育成」と「環境整備
しかし、このポイントを可能にするためには高額な
ハードウェアソフトウェアが必要…

それならば!2DCADの部分だけでもコスト削減が出来れば、
実現に近づける!!
と考えられたそうです!

DWG互換CADとは、簡単に言うと
AutoCADと非常に高い互換性を持った『汎用CAD
つまりはAutoCADを利用したことがある人であれば、
違和感なく使用できる!
ということは、新たなCADの操作等にかかる
育成がいらない!ということなのです!!

ジェイドラフさんが販売している
JDraf」という汎用CADソフトは、
AutoCAD だけでなく、jw_cadデータの読み込みが可能!
JWライクの操作性も持っており、
さらには、建設業向けの拡張コマンドを自分でカスタマイズ可能!!
より便利に活用することまでできてしまうのだそうです!

操作が今までと変わらないまま、
コスト削減ができてしまうなんて
いいこと尽くしですね!!


さあ!
パワーディスカッション!





OPEN BIM cafeは偶数月はお休みなので
次回は9月です!
 
では!
また!お会いしましょう!