第70回 OPEN BIM cafe!
まず初めにお話し頂いたのは、
大林組 相原 様 より
「ゼネコンの今(実務と計画)~BIM・3次元点群データ~」です!
実際にBIMと3次元点群データを活用した2つの現場の流れとともにお話頂きました。
3次元点群データとは物体の表面形状を「3次元座標」と「色情報」を持つ点の集合体で表したものだそうです。
3次元点群データで測量をし、そのデータをもとに鉄骨BIMモデルを作成することで、現状のモデル(既設)を表現、図面に作成することが可能です。
改修する現場で点群データを取得すれば、元々の設計図(既設)、改修工事する新しい設計図(新設)、そして点群データから作成した現状の設計図(既設)の3つの図面を用意できます。
元々の設計図をもとにして新しい設計図を描くより、間に点群データで作成した図面を挟んだ方が最終図面の正確さが増すということですね!
また、電線や設備配管など図面にない情報も正確に把握する事ができる為、
濃厚な施工計画ができます。
その結果現場での不備やミスを減らす事ができ、お客様にも安心してもらえます。
実際にお客様からは、
『点群の精度が良く、点群データが無かったらどうなっていたのだろう』と言って頂けたそうです!
これからどんどん活用されていきそうですね!
これからどんどん活用されていきそうですね!
続いては、
第1回 OPEN BIM cafeのゲストでもある
イエイリ・ラボ 家入 様 より
「AI、ロボットが同僚になる時代がやってきた」です!
昨今様々な業界でAIのお話をよく耳にしますが、建設業でもAI、ロボットの開発が進んでいるようです。
そのロボットが実際に現場で活躍している映像とともに、お話頂きました。
まずロシアの会社が開発したコンクリート3Dプリンターの映像を見させて頂きました。あらかじめ入力したデータをもとに2㎝ほどのコンクリートを重ね合せることで、型枠なしで自動的に躯体を作成します。
およそ38㎡までの大きさであれば建物が建ってしまいます。もちろん全ての作業がロボットではなく、防水や塗装等は人間の手で行う必要はあるが、それでもコストを大幅に削減できるそうです!
日本でもコンクリート3Dプリンターはもちろん、他にも色々なロボットが開発されているそうです。
それ以外にもレイアウトやデザインの自動生成や人間では見過ごすほどの小さなひび割れの検出等、ロボットに出来ることの幅が凄い広がっているようです。
AIやロボットが同僚になる時代はもう来ているのですね!
楽しみです!
さあ!パワーディスカッション!!
次回は、2019年9月20日(金)!!
募集開始は、8月1日(木)の正午からです!
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