第63回 OPEN BIM cafe!
まず初めにお話し頂いたのは、
CONCORE'S 中島 様より
「人工知能の作り手側から見るBIMxAIの可能性と課題」です!
今回は、図面や写真を一元管理できる「Photoruction」と図面を読み取るAIエンジン「aoz cloud」についてご紹介頂きながら、AIの可能性についてお話頂きました。
まず、国外のトレンドとしては、KATERRA、PROCORE、PlanGridといったソフトウェアを駆使して建設プロジェクトを管理するような流れが登場してきているそうです。
CONCORE'S様では、Photoruction業務の自動化に取り組まれているそうですよ。
Photoructionでは、写真整理や書類作成、電子黒板などの機能を提供中とのことです。
撮影した写真は、アプリが自動で整理してくれるそうですよ!
aoz cloudについては開発中とのことですが、図面を大量に学習させることにより図面の情報を判別できるAIが完成するとのことです。
例えば、図面の「通り芯」はどこか画像認識させるのに、1,2回読み込ませるだけでは精度が出ませんが、60回までいくとなかなか精度が上がってくるそうです。
60回くらいだと現実的な数字に思えてきますね。精度を上げるには、更に学習を続ける必要があるとの事でしたが。。。
図面の情報を判別することができるようになれば、将来的に面積など拾い業務やBIMモデルの作成、帳票類などの自動作成が可能になるそうですよ!
続いては、
内田洋行 谷澤 様で
「IoTで実践!運用省力化と快適空間の実践事例」です!
内田洋行 谷澤 様で
「IoTで実践!運用省力化と快適空間の実践事例」です!
様々な事例をご紹介頂きながら、IoTで実現できることについてお話頂きました。
センサーやネットワークの技術を賢く使って、設備を最適に制御することが必要とのことです。キーワードは以下の3つです!
・運用の省力化
・快適な空間
・省エネルギー
まず、運用の省力化について、IoTによって離れた場所にある施設や複数の施設、空調や照明等の設備やデータ等を統合的に管理できるそうです。
ビルごとの中央監視ではなく、お客様単位の中央監視に変わりつつあるそうです。
次に、快適な空間については、センサーで空調や照明を最適化したり、工場の熱中症対策なんかにも活用されているそうです。
設備を制御するユーザーインターフェースも簡素化していて、利便性も向上しているそうです。海外ではオシャレなスマホアプリなんかも出てきているようですよ!
最後に、省エネルギーについては、LEED認証の対策として導入された事例をご紹介頂きました。一般的なビルの約60%を目指しているそうです。
内田洋行様では、商社という強みを活かし、お客様の要望にベストマッチするソリューションを提供することを目指しているそうです!
海外メーカーの製品も含め、センサーや設備、警報等とつなぐことでお客様のやりたいことを実現しているそうですよ。
なお、ショールームもお持ちとのことですので、ご興味のある方はぜひ!
さあ!パワーディスカッション!!
次回は、2018年7月20日(金)!!
募集開始は、6月1日(金)の正午からです!
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