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2018年1月22日月曜日

第61回 OPEN BIM cafe

先日行われました
第61回 OPEN BIM cafe!


まず初めにお話し頂いたのは、

NTTファシリティーズ 松岡 辰郎 様で

「BIMによるファシリティマネジメントの見える化」 です!



「BIMによるファシリティマネジメントの見える化」の発表では、

1、建物ライフサイクルを見据えたBIMの導入
2、BIM実施計画とIPD(インテグレ―テッド プロジェクト デリバリー)
3、ファシリティを見える化するためのBIM

について実際の事例を交えながらお話し頂きました!

建物ライフサイクルコストの最適化や、ングルインプットよる建物データ管理等、建物オーナー様の間でもBIMへの関心が高まっているそうです。

今回はデータセンターでのBIM導入事例をご紹介頂きました。
BIMモデルによるVHO(バーチャルハンドオーバー)により、早期にもの決めを図り、発注者が竣工前に建物の運用性や保守性などを検証して、運営方針を決めることを目的としているそうです。

BIMを導入するプロジェクトでは、だれでも守れるBIM実施計画書(BEP)を策定し、発注者と建設関係者が協業(IPD)していくことが重要とのことでした。

ファシリティの見える化では、BIMIoT点群画像などを組み合わせることにより、ファシリティの運営時に見えないものを見える化する事例もご紹介頂きました。



続いては、

戸田建設 松岡 和樹 様 より 


「戸田建設におけるフロントローディングとマネジメントメソッド」 です!


まず、フロントローディングとは?ということからお話頂きました。

1、課題を早期に洗い出して解決し、手戻りを防ぐ
2、企業や組織の枠を超え、プロジェクト関係者が協業する
3、業務フローや役割分担の意識改革
4、BIMを道具として活用する

戸田建設様では、フロントローディングを社内で根付かせるため、1年程度本社でのBIM留学でスキルを習得し、各支店で展開する体制を整えているそうです。

2D図面(既知)からいきなりBIMモデル(未知)にしようとするとうまくいかないため、まず①2D図面で整合性がとれていなかったもののマネジメント手法を習得し、次に②BIMの操作を習得、最終的に③BIMを使ってプロジェクトをマネジメントするという段階を経ているそうです。

フロントローディングには、「生産性の向上(マネジメントに集中)」「効率化(スピードの向上)」の2つが求められているとのことです。

BIMを使うことで、効率的に複雑で全容が見えない課題を見える化する。フロントで深く思考し、解決を図ることが生産性の向上につながる。課題には鮮度があるという言葉が印象的でした。

そのため設計段階では基本設計に注力し、設計変更が起こる中で、最初にBIMモデルで安く失敗して合意しておくことが、後の工性の向上コスト削減リスク回避につながるとのことです。

また、終盤には様々なBIM導入事例もご紹介頂きました。


さあ!パワーディスカッション!!



恒例の新年福引大会も盛り上がりました!!


次回は3月16日です!!


募集開始は2月1日(木)の正午からです!


では!また!お会いしましょー!

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