先日行われました
第51回 OPEN BIM cafe!
第51回 OPEN BIM cafe!
まず初めにお話し頂いたのは、
菊川工業株式会社 屋敷 健市様
「モデルによる設計~製造~施工までの一貫した生産管理」です!
今回は、
菊川工業での3DCAD、BIM活用事例についてお話して頂きました!
現在3DCADは、バラ図を起こす際にSolidWorksを主に利用しているとのことでした。
3DCADを利用するメリットとしては、
・正確に素早く計算できる「材料の自動算出」
・作成時間が手動の1/20にもなる「機械加工データ作成」、
・関係各者の把握度が格段に上がる「3Dプリンタによる形状確認」
・正確に素早く計算できる「材料の自動算出」
・作成時間が手動の1/20にもなる「機械加工データ作成」、
・関係各者の把握度が格段に上がる「3Dプリンタによる形状確認」
ということが挙げられ、ある事例では2Dで作図するよりも、総作業時間30%削減にもなったそうです!
また、BIMを広げる上での問題として、
・BIMデータは2Dデータよりも早く作成できるという誤解がある。
・形状データの重要性が高いため、データの正確性確認に多くの時間を要する。
・中間フォーマットが統一されていない。
などBIMを利用する上で整備しなければならない点もまた多くあるとのことでした。
続いてのお話は、
株式会社アプリクラフト 中島 淳雄 様
「Rhinoceros+Grasshopperを使用した複雑形状の
パラメトリックモデリングと構造解析用データの作成」です!
今回は、
RhinocerosとGrasshopperの活用事例についてお話して頂きました!
デジタルデザインツール発展の流れとして
〇第1世代デジタルデザイン
2D図面を忠実に3次元化することで、デジタル化による生産効率の向上
〇第2世代デジタルデザイン
図面で表現しきれない立体形状を、n次元パラメーター曲線・曲面で具現化
〇第3世代デジタルデザイン
アルゴリズムと大量データ処理、Script言語による3次元形状作成による、
アルゴリズムによる意思決定・思考支援
が挙げられ、RhinocerosやGrasshopperを例に、
進化を遂げるデジタルデザインツールを紹介して頂きました!
今後も第4、5世代と、更に発展が続いていくのでは!?とのことでした!
また、4月に発表されたRhinocerosとArchiCAD、そしてGrasshopperとの
連携ができるアドオンの紹介もして頂き、
BIMの可能性が益々広がっていくと感じられました!!
さあ、パワーディスカッション!
今回は、今話題のIoTを遊びながら体感できるsonyの「MESH」で盛り上がりました!
MESHとは、「MESHタグ」と呼ばれるBletoothで繋がる7種類のセンサーと「MESHアプリ」を
つなげて様々な仕組みを作って遊ぶことができます。
お客様皆さんがMESHの周りを囲んで、アプリを操作して楽しみ、
「ピコーン!」というMESH特有の効果音が、会場中に響き渡りました!!
募集開始は6月1日(水)の正午からです!
では!また!お会いしましょー!