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2017年5月30日火曜日

第57回 OPEN BIM cafe

先日行われました
第57回 OPEN BIM cafe!


まず初めにお話し頂いたのは、

竹中工務店 染谷 俊介 様より


「実用としての3次元計測 ―試行からの脱却―」です!





今回は、竹中工務店様で取り組まれている3次元計測の位置づけや
実際に試行した事例の中で成功事例だけでなく、
失敗事例もご紹介して頂きました!

3次元計測活用目的としては、歴史的建造物の形状記録
施工精度の確認シミュレーションモデルの作成など様々な
目的があるそうなのですが、一番多い目的としては、
既存の建物の図面化に活用することだそうです!

図面化に活用するメリットとしては、実測したデータを下絵にするため
0から作図するよりも整合性が高いとのことです。

様々な活用目的がある3次元計測ですが、教訓として
目的を明確にし、目的に沿った精度計測方法
選択することが重要とのことです。

3次元計測器は高精度の機器から、iPadに装着して計測できる
お手軽の機器まであり、今後も3次元計測を活用した事例に注目です!



続いては、

AUTODESK 濱地 和雄 様より


「国内外におけるBIM/建設ICTの最新動向について」です!





今回は、AUTODESK様の近年の取組みから
設計や施工、FMでの活用についてご紹介して頂きました!

中でも特に印象に残った内容として、ジェネレーティブデザインです!

今までは、1人の人間と1台のコンピューターで限定的なデザインの
オプションを生み出してきましたが、今後は・・・
1人の人間+人工知能(AI)のアルゴリズム+クラウドコンピューティング
による無制限のパワーによって何百、何千通りものデザインのオプションを
生み出すことが可能になるとのことです!

様々な条件を変更するたびに無数のパターンが生成され、
シミュレーションを繰り返すことで、より良い最適なデザイン
生むことができるとのことです!

近年、AIIoTビックデータが話題になっているので、
この取組みも今後注目ですね!



さあ!パワーディスカッション!!





次回は7月21日です!!


募集開始は6月1日(木)の15時からです!
(※募集ページのサーバーメンテナンスのため)


では!また!お会いしましょー!